new way

~ 同素材での重なり ~

今までは異素材を組み合わせ

それぞれの人の身体に合う形になるように

様々な切替線を描く...

また伸縮性のある生地とそうでない生地を組み合わせたりし

凹凸のある形を表現していましたが、

今回少し手法を変えてみました。

同素材での立体感をどう表現するのか...

また、切替線を最小限に...

この手法でまず選んだのがヴィンテージガーゼという生地

薄く、表面のシワ感、マットな質感

この生地を重ねて...重ねて...

透けているところとあまり透けないところを作ることで

光と影ができて見る角度や動いたときによって表情を

変えてくれます。

これを用いて作ったアイテムです
ショート丈のジャケット
ウェスト位置のボタンがポイントの襟なしです

ボタンを留めればトップスのように
背中のドレープと丸みが透け感とマッチして
とてもキレイです
前は4枚重なったベストです
ベストのボタンを外してジャケットを羽織った状態です

ジャケットのウェスト部分のボタンと
ベストのボタンホールを合わせるとこうなります

一体感がすばらしく裾の動きはとてもキレイ

先ほど留めたジャケットのボタンとベスト
そのままの状態から袖を通さず着て
袖部分は前で結ぶ

ベストの袖口は広くしてあるので
苦もなく変化できます

ドレープとジャケットの背面の
繋がりがまとまっています。
伸縮性は無い生地ですが動きやすさと
着心地は健在です。

こちらは、ジャケットとベストのセットで
32,000yen + tax
夏のコーディネートの幅が広がるアイテムです
いかがでしょうか?